景気の波に揉まれながらも「生活市場から賃貸は無くならない」と言われ続けている賃貸市場
・・・やはり無くならない。
それを断言した上で、現在住居が無い方は基本的に皆無に近いと言っても過言では無いと思います。
その様な状況下、家主を取り巻く環境は大きくと言うよりも"激変"しています。
単純に"「貸し手市場「から「借り手市場」に変化した"の言葉で表現するには変貌が厳しすぎます。
募集条件に変化が見られるのは市場原理で止むを得ないが、
景気低迷による入居者の所得ダウンが始まり家賃滞納者が増加している状況です。
驚く事は、滞納という事実が本人の人間性までを大きく変化させている感じがします。
滞納者には管理会社等から督促が行われます。
この様な状況下において、司法の判決までが耳を疑いたくなる内容が公表されました。
滞納者への家賃回収方法(管理会社が行った督促)について家主にも損害賠償を求めた判決です。
管理会社の督促方法にも問題があったかもしれないが、
家主の依頼行為に対しての責任問題請求は全く理解の範囲を超えています。
厳しい経済情勢の中、入居希望者に応えるべく募集・契約条件の変更を行い、
不動産会社へ広告料を支払い、
時には賃料開始時期を調整するなどの配慮の上に賃料を滞納されて、
管理会社が主に行った督促に対して損害賠償。
解約明け渡しは簡単に出来なく、時としては引越し費用を支払って明け渡してもらうといった
とんでもない状況。
先日も「弱者救済」の弱者は一体誰なんだろうか?
と話をされていた家主様がおられましたが、一般論としては同調します。
勿論これは特異ケースであって欲しいと思いますが、決してレアケースではなくなった感じを強く意識します。
厳しい状況下に置かれた時に最も求められる事が『人としてのあり方』ではないでしょうか。
ふと思い浮かべる時、今ドラマで見る江戸時代の『大家と店子』の関係がほのぼのとして羨ましく想えます。
さて当時の大家さんが今の状況を見たら何と言うでしょうか?
出来る事なら聞いてみたいです。















