「ブログ面白かったよ」と言われたわけではですが、誰かに届けの気持ちでブログを書いている中東遠支店の巖城です。
今回は「申込」に関する賃貸と売買の違いについてです。
※賃貸では「申込」、売買では「買付(かいつけ)」といいます。
この申込と買付ですが、どのように優先順位が決まるかご存知でしょうか?
【賃貸】
原則「早い者勝ち」のため、1秒でも早く管理会社に申込をした方が優先されます。
ただし管理会社によっては、Webまたは書面ベースでの提出が必要となる場合もありますし、取り急ぎ電話など口頭ベースで物件を抑えることで1番手の権利を得る方法もあります。
各社のルールによって異なりますので、仲介業者にしっかり確認をとりましょう。
ちなみに申込するかまだ決めていないのに、とりあえず物件を抑えるために申込を催促してくる仲介業者がいた場合、要注意です。
契約前であれば無償で「やっぱやめた」ができるタイミングではありますが、申込が出ている期間は募集を止めるため、その後キャンセルとなると貸主や管理会社が困ってしまったり、場合によっては要注意の方と見られ、今後の入居審査が通りづらくなる可能性があります。
しっかり入居の意思を固めてから申込を出しましょう。
【売買】
こちらは賃貸と違い、早い者勝ちでなく【好条件が優先される】です。
それでは1,000万円で売り出されている不動産を購入したい時、以下の3つの買付ではどれが優先されるでしょうか。
①4月1日に買付提出。融資を利用し950万円で購入希望。(50万円の価格交渉あり)
②4月3日に買付提出。融資を利用し1,000万円で購入希望。
③4月5日に買付提出。融資を利用せず1,000万円で購入希望。
好条件が優先されると言いましたが、最終決定権は売主にあります。
それでも私が売主の立場だったら迷わず③を選びます。
理由としては、金額の交渉が無く、融資の審査に落ちるリスクも無いからです。
とは言っても売主も人間です。
早く提出してくれた方を優先したいというケースも稀にありますが、やはり条件が最も重要なカギとなります。
繰り返しですが、賃貸も売買も最終決定権は所有者(貸主・売主)にあります。
交渉がスムーズにいくケースの方が少ないため、決めたい不動産が見つかった場合は条件に合った申込・買付を提出することをオススメします。
ダメ元で微々たる交渉をした結果、その間に他の方に取られてしまったり、売主から売却NGとなってしまうケースもあります。
過去に510万円(仮)の分譲マンションを買付にて10万円価格交渉したら「そもそもの売出価格を安価にしているので、それ以上交渉をされるならその方には売りたくない」となったエピソードがあります。
(上記は実際の金額と価格帯を変えて話しています。そもそも何年も前の話なので、実際の金額もどのくらいの価格交渉だったかも記憶が曖昧ですが…)
例外にはなりますが、所有者の事情によっては交渉ができるケースもあります。
そのためにも仲介担当者としっかりコミュニケーションを取り、お互い気持ちのいい取引となるよう歩み寄って進めていきたいですね。
懲りずにまた書きます。