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「空き家率が急上昇する可能性」との市場予測2014/10/08

先日、野村総合研究所から「空き家率が急上昇する可能性」と題する
ショートレポートが公表されました。
(野村総研レポート)
https://www.nri.com/jp/news/2014/140918.aspx
その内容は極めてシンプルです。
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 ・空室率は1950年代から微増が続き、2013年には13.5%になった。
 ・過去のトレンドの延長で考えると、2023年の空室率は13.7%の微増にとどまる。
 ・しかし、野村総研の予想では、今後空室率は急上昇を始め、2023年に21%に達する。
 ・なぜなら、総世帯数の減少が始まる一方で、住宅戸数は今後も増加を続けるからである。
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空室率トレンド
(空室率予想グラフ)
シンプルな仮定に基づいた予想だけに、予測精度は高いように思います。
今年が、「空室率急上昇元年」になる!・・・と覚悟する必要がありそうです。
お部屋探しをする立場からすれば、選択肢が増えるのは望ましいことですが、
アレコレと迷える反面、借りる部屋を一つに決めるのがより難しくなるとも言えそうです。
また、マンションオーナーの立場からすれば、「お客様に選ばれる部屋」の作り込みに、
手間とアイデアとお金をこれまで以上に投資していく必要がありそうです。
いずれにせよ、我々賃貸管理会社に求められる責任は、今後ますます大きくなっていきそうです。