アライブ

president 社長ブログ

台風24号の教訓2018/10/10

台風24号、浜松に直撃して大変なことになりましたね。

長いところではほぼ丸3日間の停電。これほど長期間、広域停電が続くとは信じられない。
奇跡的にアライブは本社はじめ4店舗とも停電しなかったので、台風が過ぎ去った月曜日の朝から、フル稼働で復旧作業に取り掛かることができました。
ただ、管理会社にできることには限りがあることも痛感しました。
雨漏りの緊急対応、飛散した看板や倒木の撤収などはもちろんできるのですが・・・停電ばかりはどうしようもない。
特に、受水槽のあるマンションでは上水をポンプアップしているので、停電すると、すぐに断水してしまう。これは本当に困りました。
入居者の皆様のご苦労・ご不便が分かるばかりに、お電話いただいても何もできないことが申し訳なく思うのですが・・・しかし、どうしようもない。
いちおう、停電中でも蓄電池で給水ポンプを動かすシステムはあるようです。
http://www.firstmain.co.jp/about/anshin

ただ、お値段200万円~、しかも作動時間はわずか6時間と聞くと、ちょっと実用的ではない気がします。
地震はともかく、台風は事前にある程度予測がつきます。直撃コースに入っていたら、ふろ場に水を貯めておく、懐中電灯やガスコンロ・非常食を用意・・・など、数日間の停電・断水生活をしのぐ用意を事前にしておくだけで、相当に違います。
「共同住宅では停電→即断水のリスクがある」ことを一人一人が頭に入れておくことが、もっとも有効な対策であるような気がしています。