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「日本人の国民性調査」のご紹介2019/09/01

最近、ちょっとした関心があって「日本人の国民性調査」結果を読む機会がありました。
調査を実施している統計数理研究所によると。。。
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「日本人の国民性調査」は、統計数理研究所が行っている統計調査の一つで、日本人のものの見方や考え方とその変化を、社会調査によってとらえようとするものです。
 調査が始まったのは、戦後間もない1953年 (昭和28年) です。その後5年ごとに調査を繰り返し、初回から数えて60年目の2013年 (平成25年) には第13次調査を行いました。これらの調査は、基本的には同じ調査手法・同じ質問項目で実施しています。
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同じ調査項目で長年にわたってリサーチを続けることで、日本人のメンタリティの長期敵な変化の傾向を見ることができる、貴重な調査です。
個人的に興味深かった調査結果を二つだけ紹介します。
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1)日本人は年々「親切」になっている
たいていの人は『他人の役に立とうとしているか』、あるいは『自分のことだけに気をくばっているか』を尋ねたところ,”他人の役に”という人は1978年は19%に過ぎなかったが,その割合は毎回少しずつ増加し,今回2013年は前回2008年の36%から10ポイント近く伸びた45%となって,はじめて”自分のことだけ”の割合 (42%) を上回った

2)今の20代は過去最高に「未来を楽観」している
20歳代に限ると,楽観的見通しの割合は1978年よりも2013年の方が高く,例えば”ひとびとは幸福になると思う”という20歳代は2013年には42%にものぼる。

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いろいろとネガティブなニュースが多い昨今ですが、全体でみると、日本は着実に「いい国」になっているんですね。
この調査は2013年度に実査した結果で、2018年度版の調査レポートが近日中に公開されるとのこと。どういう結果になるか、楽しみです。
2013年度版の調査結果の詳細は、下記になります。
ご関心のある方はぜひ。
https://www.ism.ac.jp/kokuminsei/page2/index.html