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president 社長ブログ

不動産デューデリジェンス2023/03/22

2月11日(土)自宅で夕食をとりながらTVを付けると、膳場貴子さんがキャスターを務める報道番組の特集
投資型マンション・アパートで・・・・不正融資の闇が目に留まり、見入ってしまいました。


大きく報道されたシェアハウス「かぼちゃの馬車事件」の和解の陰で、同じ○○銀行の投資型マンションを巡る不正融資、
実勢価値を大きく超える価格での不動産売買が行われ、その多くの問題が未解決 という内容でした。

 融資仮審査がされた優良物件です。家賃保証(サブリース)が永年あり安心ですよ。

 (現地を)見せない。考えさせない。相談させない。で早期契約を迫る不動産会社。

 ✓ 金融機関は頭金がある様にエビデンス(通帳)偽造、レントロール(家賃明細表)改ざん。

 ⇒ 物件購入後、2年経たない内にサブリース契約が一方的に解除、即、赤字に転落。。。

   改めて不動産価値を調査した所、市場価格の半分にも満たない不良物件だった。。。

現場を見ず、銀行・不動産会社の情報のみを信用して購入された顧客側も・・・? と思う一方、
実際に起こっている出来事とは信じ難い内容でした。(ご興味ある方はHP見逃し配信をご覧下さい)

投資等を行う際、投資対象(不動産)の価値・リスクを調査する事 =デューデリジェンス  いう言葉があります。
調査には、レントロール(家賃明細)・支出項目・メンテナンス履歴を含む建物状況・法的規制等、
内容は多岐にわたり、その1つ1つが投資する・価値判断をする上で大切・重要な情報です。

近年、アライブでも賃貸マンション等の収益不動産を売買する案件が増える中、
的確な情報収集・分析』『適正な情報管理』『正確な情報提供という当たり前の業務責任を、
不動産会社として、管理会社として、実施する事の大切さを改めて実感しました。
(ルフィ等、世の中、ヒドイ話があるモノです。気を付けましょう。)

代表取締役 吉原 雅之