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アジアの不動産バブルが日本にも飛び火?2015/02/02

最近、東京の不動産会社の知人から
「不動産価格が高騰して、以前の相場ではまず買えない」
「アジアの富裕層が、マンションを買いあさっている」
という話をよく聞きます。
週刊ダイヤモンドの記事(http://diamond.jp/articles/-/65438)によると、
海外からの投資熱が高まっている理由は、以下の3つだそうです。
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1)円安
  建築コストや地価の上昇により物件価格は上昇傾向にあるものの、
  円安により、外国人から見ると、割安感が高まっている。
2)海外の不動産価格の高騰
  標準的な物件で東京と比較しても、台北は約2倍、香港に至っては実に約5倍
  という高値。相対的にみて、東京の不動産は安い。
3)各国内の不動産投資規制
  アジア各国では、不動産市場の高騰を抑制するため、住宅購入の際の課税措置を強化。
  自国での不動産投資のうまみが薄れ、東京に資金が流れている。
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さすがに浜松の不動産を外国人が買っているという話は聞きませんが、
首都圏の不動産が値上がりしすぎて投資の妙味が薄まったためか、
東京の投資家が浜松の物件を購入する動きは、加速しています。
このバブルがいつ崩壊するのかはよくわかりませんが、
ウクライナ情勢やイスラム国の不穏な動きを新聞・テレビで見聞きしている限り、
いつ国際情勢が急変して、不動産投資どころではない事態になるか分からないですよね。
なんとなくですが、今の東京の不動産価格は、地政学リスクをきちんと
織り込んでいないようにも思います。
相続増税・超低金利と不動産投資ニーズを高める諸条件が整っているのは事実ですが、
高値掴みせずにいきたいものです。