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住まいの選び方・・・浜松市内の高級賃貸市場2016/08/06

「家は買うほうが得か?賃貸のほうが得か?」・・・これはいろいろな場面で話題に上る、不動産業界のいわば永遠のテーマです。
http://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/sumai_nyumon/hikaku/140730_1/
マジメに積み上げ式で検証すると「50年スパンで見れば、賃貸と購入でかかる費用には大きな違いはない」そうです。
もっとも、「分譲とおなじグレードの住宅を賃貸で借りられる」という前提がないと、この比較は始まりません。
一昔前は、賃貸物件と分譲物件のグレードには大きな格差がありました。分譲クラスの物件を賃貸で探すのは、かなりの苦労がありました。
「ある程度のグレードの住宅を求めるなら、購入以外の選択はない」というのが、割と最近までの現実のように思います。
しかし、最近は浜松市内でもいわゆる「高級賃貸」物件が市場に出回るようになりました。本当の意味で「賃貸派?購入派?」の比較が成り立つ状況が整ってきたと感じています。



例えば、8/6現在、SUUMO上で「浜松市中区・家賃12万円超・築10年以内・専有面積70㎡超」で検索すると、328件もの物件がヒットします。
http://ur0.biz/xBdk
最近の特徴は「戸建賃貸」が増えていることで、建売の分譲住宅と遜色ないグレードの物件が、賃貸でかなりたくさん出ています。
街中では、分譲マンションの賃貸も多いですね。
要するに、従来は「購入派」だった人たちの一部が、こういう高級賃貸に流れていて、一つの市場を形成している・・・・ということだと思います。
我々の仕事の一つに「賃貸物件の家賃査定」があるのですが、高級賃貸物件の査定は、いつも頭を悩ませます。
高級賃貸マーケットの特性をどう読むか?マーケットのツボを外していると、単なる「割高」の物件になってしまう。でも、きちんと高級賃貸マーケットのツボを押さえた物件なら、強気の家賃でもきちんと入居が決まる。
立地・設備のグレード・間取・全体のデザイン感・・・などなど、高級賃貸を成り立たせるいろいろな「ツボ」があります。このあたりの時流をきちんと押さえていくのも、我々の大事な仕事だと最近感じています。