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アライブコーポレートサイトホーム社長ブログ「日弁連のサブリース規制強化の意見書」について

「日弁連のサブリース規制強化の意見書」について2018/04/12

2月15日に、日弁連から「サブリースを前提とするアパート等の建設勧誘の際の規制強化を求める意見書」が出されました。
日弁連HP https://www.nichibenren.or.jp/activity/document/opinion/year/2018/180215_3.html
シェアハウスのサブリースで急速に事業拡大し、一転して倒産したスマートデイズ社の推移をみる限り、何らかの規制が必要なのは、衆目の一致するところだと思います。
賃貸オーナーが、きちんと契約の内容を把握しているのであれば、家賃収入が平準化する点において、サブリースも決して悪いスキームではないと思います。
問題は、
・経済環境の変動により、サブリース期間内での、借上げ家賃の切り下げは当然にありうる
・しばしば、定期的に建設会社が指定するリフォームをすべて実施することがサブリースの条件になっている

などのオーナー側のリスクが、十分に理解されずにサブリース契約が締結されることが多いことです。
須山建設グループでは、サブリースを前提としたマンション建設は基本的に提案しておりません。
賃貸経営はあくまでも事業ですから、オーナー様にはそのリスクを取る前提で賃貸経営に参加していただきたいですし、、オーナー様が「この立地、この建物、この管理体制ならリスクテイクできる!」と確信が持てるような提案をするのが我々の仕事だと思うからです。
健全な賃貸住宅業界の発展のためにも、サブリースを前提とした賃貸建設に何らかの規制がなされることを、願っています。