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vol.42 『ウッドショック』が賃貸経営に与える影響2021/10/23 賃貸管理

コロナ禍が賃貸経営には様々な影響を及ぼしていますが、2021年1月以降から、「ウッドショック」と呼ばれる木材価格の高騰も賃貸経営に影響が出始めています。改めて今後も含めた整理をしてみました。

「ウッドショック」による木材価格の高騰はアパート建築にも影を落としています。虫害や山火事等で原料が不足している中、アメリカや中国での住宅建築需要が急増したことが主な原因とされていますが、日本では2021年1月頃から輸入材の価格上昇が始まっており2020年比で3くまで高騰するという見方でています。

その木造賃貸住宅については、工期が遅れることがまず考えられます。完成引渡しの時期がずれ、銀行から借り入れをする場合、建物が完成していないのに返済が始まってしまうという恐れもでてきます。
このように収益化が遅れる場合がありますので、
工期が延びた場合を想定して金融機関と事前に打合せをしたほうがよいかもしれません。

また大きいのは、建築価格の上昇です。輸入材が入ってこない影響で、供給の少ない国産材も含め価格が上がっています。
工期を守ろうとすれば高い木材を使わなければならなくなるので建設会社も価格を見直すこととなります。
そもそも住宅価格が上がってしまうので、住宅の買い控えがおこることも考えられます。
建設会社は木材が入らないので、工事を受注したくてもできなくなり、
資金が回らなくなって経営が厳しくなる会社も出てくる可能性があります。
今の状況は、予測しにくい部分もありますが、コロナ禍も含め、
まだ1、2年はウッドショックの影響が続くとも言われています。

新築価格が高騰すれば中古市場に顧客が流れ、中古不動産の価格が上昇する可能性も指摘されています。
投資熱が上がっている中で、中古の収益物件などの高騰も、一部の地域では出てきているようです

現在、弊社でも木造アパート、テラスハウスの複数の新築計画をサポートさせていただいておりますが、
計画はその施工業者の企業努力でなんとか当初の価格、工程で収まりそうです。
完成が遅れ、入居者獲得の好機を逃し、完成しても空室で家賃が入らないが返済が始まる・・という事態にならないよう、
各方面との綿密な打合せが必要ですね。

賃貸部次長 鈴木奮

「アパート」「マンション」、「木造」「鉄筋コンクリート」・・建築計画からサポートします。
賃貸経営の相談はお気軽にこちらまで 。賃貸ソリューション課 ☎053-475-5222