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aliveblog アライブ通信

vol.48 2022年 繁忙期総括2022/05/23 賃貸管理

今年の繁忙期の人の動きは、昨年減少した社宅代行からの送客数も増加し、市内の住み替えの動きも多く、
例年通りに回復した印象です。
アライブ全体の入居率も、昨年度末最終の94.64%を若干上回る94.8%で着地となりました。

<現場で感じた点>

1.コロナウイルスの影響による住環境への意識の変化

具体的には、防音性の高い物件に住みたい、家賃は少し高くても広くて設備が整った物件に住みたい、
単身でも仕事部屋が欲しいので1部屋多く欲しい、リモートワークをするのでNET無料は必須、
宅配BOXが欲しい等・・というお客様の声を耳にしました。

2.二極化の進行 

共働きのパワーカップル世帯の増加や住環境への意識変化で多少家賃が高くても良い物件に住みたい方もいれば、
新型コロナウイルスによる収入減で家賃を極力抑えたい方など、家賃予算の幅が広がったように感じられます。
住環境を良くするための設備追加だけでなく、安い物件に住み替えをしやすくなるようおこなった初期費用軽減対策も効果が見られました。

家賃相場は人気エリアの築浅や、和洋切替えを実施した一部の物件で微増したものの、基本的に横ばい。
昨今のインフレ加速がすぐに成約賃料に影響はないと思いますが、今後、資材価格の値上がり、
ウクライナ情勢等が賃貸市場・家賃設定に及ぼす影響も気になるところです。
先ずはwithコロナの様相が感じられる繁忙期から現在の賃貸市場に安心するのと、今後もこの安定した市場が続くものと期待しています。

賃貸部次長兼城北店課長 孕石 仁志

静岡大学浜松キャンパス学生物件

今春は新築3棟を含む121戸の学生向け物件が弊社管理に加わり、過去最高の募集戸数となりましたが、
静大の南隣へ移転して2年目の今季も弊社HP「静大特集ページ」を起点としたネットを導線とする多くの反響・成約を頂きました。
お部屋を選んで頂く傾向としてバストイレ別のニーズに合わせて設備の充実を図った物件は全て成約になった反面、
3点ユニットバス(バストイレ一体型)が例年以上に支持が得られず残ってしまい、改めて大きな課題であると痛感する結果となりました。

板屋町店 課長代理 鈴木 康太郎

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