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業界ニュースvol.282020/04/28 業界ニュース

gyoukai_t.png2019年の1年間で賃貸管理業界では様々な出来事が起こりました。matsui1.png
今回は前回に引き続き2019年後半に起きた大きな出来事を振り返ります。

6月 家賃債務保証会社「賃貸借契約解除権」認められる
家賃滞納分が3カ月以上に達したときに同社は催告なしで賃貸借契約を解除することができる、は『有効』となりました。2カ月間以上賃料を支払わず賃借人とも連絡が取れない状況下で、物件を
相当期間利用していないと認められ、賃借人に再び物件を使用しない意思があるといえる場合に、建物の明け渡しがあったものとみなすことができ、残置した動産類はフォーシーズが搬出・保管をすることに賃借人は異議を述べない、は『無効』となりました。
7月 TATERU、全ての業務に停止命令
国土交通省が融資資料改ざんを理由に収益不動産販売のTATERU(タテル:東京都渋谷区)に対し、宅地建物取引業法第65条第2項に基づく業務停止命令を発表し、2017年より続いた不動産投資市場の闇に終止符を打つ結果となりました。
8月 不動産小口化市場3兆円迫る
不動産投資の潮流が建築・分譲から小口証券化にシフト。新しい不動産投資手法が一般投資家の門戸を広げている。
9月 「財産10億円で相続税ゼロ」無効判決
相続税をめぐる「過度に圧縮された共同住宅2棟の評価額」に関わる裁判で無効判決(東京地裁)。相続対策の在り方に一石を投じました。
10月 賃貸仲介大手ポータルサイト、LIFULL HOMESが値上げ
反響課金額が2倍以上に値上げされ、地域での賃貸仲介会社の競争環境が大きく変わりました。利用を停止する業者も増えているのが実情です。
今や入居者募集は大手ポータルサイトに掲載しないと成り立たない時代となっております。管理を任せずに客付けのみを受ける業者も減ってきていますので、自主管理がどんどん成り立たない時代になってきていると言えるでしょう。
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