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総資産管理奮闘記vol.222018/03/20 総資産管理 奮闘記

sousisan.pngyoshikawa2.pngA.もし、あなたやあなたのご家族が、相続を意識し始めたら、すぐにでもはじめる必要がありますこれは、円満な相続を行うために、何か対策を打とうとした場合、「相続する人」が元気である(正常な判断ができる)必要があるからです。

<長寿時代の到来で平均寿命は伸びていく>・・一方、介護などの期間が長くなる事も。
03-13.png「平均寿命」と「健康寿命」の差は、10年超!!03-14.png
特に、今の日本の社会では、高齢化が進み、寿命が伸びたことで「長生き」がとても身近になっています。ただし、一方で長生きはしても晩年は病院や高齢者施設で過ごす、と言ったケースも同様に増えています。なんと、女性では10年以上も「心身ともに健康で自立した生活が”できない”」時間があるのです。もし、そんな状況になってから相続対策をしようとしても、当人に判断能力がない状態では、事前に資産を売却したり、たとえば空室対策に費用をかける、ということも難しくなってしまいます。
「相続発生日から3年前までの贈与は相続財産に加算」

03-15.pngまた、相続税対策の観点からも早めの対策をお勧めします。それは、相続発生日から遡って3年分の贈与については相続財産に加算するというルールがある為です。死亡する前に相続税回避の為の生前贈与を防ぐ法の趣旨です。相続税の非課税枠(110万円)を活用して、生前贈与をされるオーナー様も多い事と思いますが、この場合 110万円を3年間非課税枠で贈与したつもりでいても、相続財産に持ち戻され330万円が、相続財産に加算され課税されます。複数名に贈与した場合には、この倍額となってしまいますね!現実の財産は移転されているにも関わらず、相続税の計算上は贈与はされておらず、相続されたものという前提で計算されてしまうのです。
生命保険を活用した生前贈与も、非常に有効な事から多くの方にご利用頂いていますが、同様に早く始める事でより確実に財産移転が可能となります。またご加入年齢や健康状態によってはご加入頂けない場合もございます。より良い相続対策の準備には、いつ健康でなくなっても良いように、できるだけ早めに対策を始めることをお勧めします。もし「何から始めれば良いか分からない」という場合等、是非ご相談ください。

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