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vol.80 賃貸経営の事業承継は早まっている!?2024/01/24 総資産管理 奮闘記

相続・事業承継は賃貸経営に必ず付きまとう問題です。
どのタイミングで承継するのが良いか、お悩みの方も多いかと思いますので、今回は下のアンケートをもとに考えてみたいと思います。

1)賃貸オーナーの経営年数と年齢層
まずは、下記の2つのグラフを見ていきましょう。
左側のグラフが『賃貸経営年数』を表しているものになりますが、
経験が10年未満という方の割合が46.6%となっており、半数に迫る勢いです。
世の中では、2016年ころから不動産投資ブームが起きたと言われており、
その際に賃貸経営を開始した方が一定層いることも要因の一つですが、相続件数が増えていることも関係しているでしょう。
右側のグラフは『家主の年齢分布』となっておりますが、こちらを見ていただくとわかるように、
50代以下の方が62.2%となっており、若年層の賃貸オーナーが増えていることがわかります。

2)相続税の申告件数の推移
下記のデータは相続税の申告件数の推移です。
2015年に相続税の基礎控除が引き下げられて以降、増加傾向にあることがわかります。
賃貸経営の事業承継が増えていることが予測できます。

賃貸経営の事業承継は年々早まってきていると言われております。
遺言や家族信託など、対策は多岐にわたりますので、お悩みの方は是非一度ご相談下さい。

税理士・金融機関はハードルが高いとか、ちょっとした質問という方はアライブへどうぞ。
アライブには相続の専門家・相続対策専門士1名、相続支援コンサルタント3名が在籍しています。

資産管理部 資産コンシェルジュ 鈴木 英晴