
今月の事例は、浜松市中区富塚町にある、静大学生向けのワンルームマンション。
2010年に大学側が学生寮を新築するなど、学生向けワンルームの入居者獲得競争は
年々激化するなか、空室を残したまま繁忙期を迎えた物件です。
| ◆物件概要◆

立地:浜松市中区富塚町
構造:RC造
建築年:平成9年(築15年)
戸数:3階12戸
間取:1K
面積:31.40㎡
募集家賃:4.4~5.0万円
その他:駐車場4,000円 |
| ◆BEFORE◆
《状況》
- H22年度の学生募集で2部屋を残した後、空室が続く。
- H23年度は4部屋退去で合計6部屋の募集が必要。
《競合》
- 30㎡超の部屋の広さは魅力的
- 静大工学部まで1.3kmと若干遠い
- あけぼの寮(定員91人)完成で競争激化
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| ◆対策◆

- 退去時の室内クリーニングはオーナー負担
初期費用減額&学生入替時の補修工事のスピードUP
- 仲介手数料無料&家賃1ヶ月フリーレント
初期費用軽減の為
- インターネット無料
静大生は授業でパソコン必須のため、ネット環境が必要
- 家賃の適正化
家賃を相場にあわせるため、3.9~4.1万円と、平均5000円減額
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◆AFTER◆(2011年4月)
- 4月に最後の一部屋の申込をいただき、6部屋とも入居 で満室達成!
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◆成功のポイント◆
- 不景気が続き、学生のご両親が負担できる家賃は年々下がっている。
「初期費用軽減」「家賃値下」「ネット無料」は負担額を軽減するキーワードで、3つ並べることで競合物件と強く差別化できた。
- 早くから空室対策に着手することで、推薦入試組・前期受験組も一部取り込めた。
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★後記★
学生物件は12月~3月に募集が集中する短期決戦。
この時期を逃すと、1年間空室が続いてしまうことも珍しくありません。
空室を続けるよりも、思い切った空室対策で一気に満室にしたほうが得策・・・そんな結果となった物件です。