
今月の事例は、築30年超のファミリータイプの賃貸マンション。
「室内に洗濯機置場がない」という、大きなハンデをどうやって乗り越えるか?
試行錯誤しながら、正解を見つけ出した事例です。
| ◆物件概要◆

立地:浜松市南区楊子町
構造:RC造
建築年:昭和56年(築31年)
戸数:4階23戸
間取:2LDK~3LDK
面積:51.15~56.70㎡
募集家賃:5.0~5.8万円
その他:駐車場1台無料 |
| ◆BEFORE◆(2010年9月)
《状況》
- 洗濯機置場が室外(ベランダ)である点がハンデになり、空室が8戸に(入居率65%)
- 公園・スーパーが近く魅力的な立地)
《競合》
- 2010年以降の競争激化で、近隣に4万円台のアパートが多数
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| ◆対策◆

- 敷金・礼金・仲介手数料ゼロ
ゼロゼロ物件に募集条件を変更。
初期費用を30万円⇒13万円に減額
- 家賃の適正化
2LDKを4.6万円、3LDKを5.0万円にして、ライバル物件と競争できるラインまで家賃を適正化
- 洗濯機プレゼントキャンペーン
「入居者に洗濯機プレゼント」キャンペーンで、屋外に洗濯機を置く事に抵抗がある入居者も取り込む。
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◆AFTER◆( 2011年6月)
- 1件追加退去したが、9か月で8件の入居申込をいただき、残りあと1戸!
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◆成功のポイント◆
- ファミリータイプでも、比較的家賃の安いゾーンでは「初期費用を減らしたい」ニーズは強い。
敷金礼金ゼロにすることで、物件の競争力は高まる。
- ムリにリフォームせず、家賃減額やキャンペーンでデメリットを補うことで、投資額を最小限に抑えた。
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★後記★
ファミリータイプの市場は完全に二極化しており、「高額物件」と「安価なお手ごろ物件」に入居が集中しています。
築年数の経った物件は、敷金礼金ゼロで「安価なお手ごろ」物件に仕立てるのが、ひとつの現実解だと感じました。