
大型物件は「戸当たりの共益費・建設工事費が抑えられる」「物件自体のインパクトで集客できる」メリットがある反面、「地域の賃貸需要が弱みだと、良い物件でも満室まで時間がかかる」弱点があり、踏み込んだ対策が必要になることがあります。
今回は、築17年47戸の大型ファミリー物件の空室対策事例です。
| ◆物件概要◆

立地:浜松市北区初生
構造:鉄筋コンクリート造
建築年:築17年
戸数:2棟 47戸(4階建て)
間取:2LDK~3DK
面積:50.58~51.03㎡
募集家賃:6.1~6.7万円
その他:駐車場1台無料 |
◆BEFORE◆(2011年4月) 《状況》
- 入居申し込みは頻繁にあるが、ほぼ同数の退去もあるため、7~8件の空室が続いている(入居率85%前後)
- 最近のファミリー賃貸の基準に照らすと若干狭い
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| ◆対策◆

- 3DK⇒2LDKリフォーム
時流に合わせた間取りにリフォーム
水回りも新品に交換
- 清掃の徹底
月2回の定期清掃で美観を維持
- 柔軟な家賃設定
柔軟な家賃設定で検討客を囲い込み、確実に入居申し込みに繋げる
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◆AFTER◆( 2012年5月)
- 13ヶ月で11件入居申込獲得。3件の退去にもかかわらず、5月末で47戸全室が満室に!
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◆成功のポイント◆
- 3DK⇒2LDKの間取り変更は、時流捉えた費用対効果の高いリフォームだった。
- すべての家賃交渉に応じる必要はないが、検討客の本気度を見て家賃交渉に柔軟に対応することで、顧客を逃さず囲い込むことができた。
- 退去が少なかった。47戸なら年間8~9戸の退去が普通だが、昨年度は3件。
偶然もあるが、定期清掃の徹底で美観を維持した効果も大きいと思われる。
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★後記★
本文では触れませんでしたが、パートナーの客付け不動産会社に対する重点的な物件PRも成功ポイントのひとつでした。
オーナー様と二人三脚で、リフォーム・家賃適正化・物件PR・・・と総合的に取り組んだことが、結果に繋がったと感じています。