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2022年4月 賃貸集合住宅のEV車対応の現状2022/04/20 空室対策レポート

昨年のオーナーズ倶楽部総会でも複数のオーナー様から今後のEV車対応についてのご相談をいただき、
皆様の関心の高さを感じました。
今回は最近の賃貸集合住宅のEV車対応の現状をご紹介します。

最近の計画では駐車場各区画にEV車用のコンセントタワーが設置されたものも出始めています。
これは共用部から各区画に配線がされ、EV車使用者は別途使用料を支払うかたちとなっています。
現在は関係機関の基準により各住戸専有部から共用部(駐車場)への直接配線が許可されていないため、共用部から配線されています。
また、各住戸に予備配管がされ、将来的に各住戸のメーターで管理することも可能なように工夫がされているものも見られます。
なお、戸建賃貸であれば下写真のように各住戸毎も可能です。

既築物件に目を移すと、一筋縄でいかない問題が山積みです。
まず、EV車用コンセントの増設を考えた場合、多くの物件は共用部の電気容量が足りません。新たに引き込みが必要となります。
また、将来各住戸から駐車場に配線が可能となった場合、各住戸の容量もほとんどの賃貸物件では足りないでしょう。(60Aは必要)
この場合、各住戸の容量を増やす工事となればかなりの費用が掛かります。

運用面に目を移すと、精算方法もそうですが、充電器の数が十分になければ、利用者で渋滞となり、トラブルになりかねません。
須山建設・アライブでは現在も方法を模索しているところですが、そうこうしている間に社会インフラが充実したり、
移動式充電器が普及する等で、既築物件での配備の必要性が低くなることも考えられます。
今後も情勢を注意深く観察しながら、最適な対応をご提案できるよう情報収集と検討を継続します。

賃貸部次長 鈴木 奮