アライブ

aliveblog アライブ通信

アライブコーポレートサイトホームアライブ通信vol.62 【賃貸管理BCP】 賃貸経営台風対策

vol.62 【賃貸管理BCP】 賃貸経営台風対策2023/07/20 賃貸管理

BCP(事業継続化計画)とは、企業が自然災害、大火災などの緊急事態に遭遇した場合において、
事業資産の損害を最小限にとどめつつ、事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や、
緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のことです。(中小企業庁ホームページより一部引用)

アライブは今後予想される南海トラフ地震等の災害発生時において事業が滞ることなく継続することを目的に
BCP(アライブの企業活動継続のBCP)を整えています。
また、本紙面等でもご紹介をしておりますが、弊社ではそのBCPをオーナー様の賃貸事業に展開した賃貸管理BCP】
運用に数年前より取り組んでいます。

その賃貸管理BCPも大地震はもとより、昨今被害が拡大している台風等も想定をしています。

昨年の台風15号が記憶に新しいところですが、教訓となり台風襲来に際し防災体制を整える必要性があると強く感じています。
今回は先日この地を襲った台風2号の際の賃貸管理BCP活動をご紹介します。

先月6月2日深夜に襲来した台風2号。その当日午前11時に総務部長を対策本部長とする対策本部を設置しました。
賃貸管理BCPでは対策本部以下、情報管理チーム、現地対応チーム、保険対応チームが組成されますが、今回も同様です。

営業時間内は通常業務を行いながら、対策本部からの指示で動けるよう各自が意識を持ちます。
その当日は磐田市の浸水被害対策としての仮設駐車場開放の情報を受け、対象エリアの管理物件入居者様へ
ショートメールにてその情報をお送りし、車の移動を促しました

営業時間外、翌日(6/3本部休業日)は対策本部、各対応チームのメンバーが緊急事態に対応できるよう連絡体制を整えており、
今回もその運用で各自が緊急事態に備えました。

なお今回は排水管のオーバーフローによる雨水被害等一部で被害があったものの、昨年の15号ほどの被害報告はありませんでした。
磐田市の管理物件内での車の水没もありませんでした。

人知を超える大災害が多発している昨今、準備をしていても損害が免れないケースは多くあると思います。
それでもその時に被害を最小限に抑える、最大限早く復旧する、すなわちオーナー様の顧客であるご入居の皆様が
変わらず日常生活が送れるようにするため、事業主である管理オーナー様に代わり賃貸事業主のBCP=賃貸管理BCP】
有事の際にしっかり運用されるよう訓練を重ねてまいります。
賃貸管理BCPについてご質問等ございましたら遠慮なく下記までお問い合わせください。

※災害復旧は2次災害防止のため、天候等が回復し、安全が確保された時点での 現場対応が活動の原則となります。
 ご理解のほどよろしくお願いいたします。

建物保守・点検のご相談は管理部まで ☎053-476-7111

取締役管理部長 北島 靖浩